夢のはなし

ナツロウも私も大好きなWDGのテラスにて...首をかいてる最中

ナツロウが亡くなってから１年近くまったく夢にナツロウが出てくる事がなかった。
夢の中でもいいからナツロウに会いたいっといつも思っていたけど、まったくナツロウの夢はみれなかった。
それでも朝起きると枕が濡れていたり、乾いた涙で頬はカピカピ、まぶたもくっついて目が開かない事もよくあった。
そんな朝はもしや夢でナツロウと会っていたんだろうか？（全然覚えてないけど）と思いせつなくなったものだ。
夢でナツロウに会っても目が覚めればまた寂しくなるから夢の記憶は消されちゃうんだろうか？
そして５月....東京滞在中に初めて夢にナツロウが出てきた。

夢の場面は早朝、何故かパジャマ姿の私とナツロウはどこかよく分からない坂道にいる..おそらく渋谷あたり。
私は会社に行こうとしてるが、どうやら道に迷ってるみたいだ。
あたりを見回して私がこっちだ！とナツロウをひいて歩きだすといきなりナツロウがウンチの体制にはいった。
あっ「うんこ拾わなきゃ」と思うんだけどパジャマ姿の私はウンコ袋を持ってない！ヒィ～～っ！
ものスゴイあせってナツロウのウンコを止めさせようとするけど、そんな静止はナツロウにはきかないんだ（笑）
ヤバイ..片付けるものが何もない！なにせパジャマ姿だからハンカチすら持ってない。
幸い？私とナツロウ以外、周りは誰も居ない。私はダッシュでナツロウと逃げようとする。
見る夢はその人の本心だとよく聞くけれど、きっとコレが私の本性なんだ...本当にオレは悪人だな（笑）
即効立ち去りたいのにナツロウが全然動かない。「どうしたんだナツロウ？早く逃げるぞ」
するとナツロウは正面をじぃ～と睨んでる。その先には黒くて大きな塊があり、塊は段々こちらに近づき少し手前で止まった。
見ると大きな塊はパンダの着ぐるみの頭部だった。それはまるで地面からい生え出たかのように置いてあった。
ナツロウがパンダの後頭部に近づいてにおいをかいでいると、突然「ぎぃぎぃ」とぜんまいが巻くような音がして後ろを向いていたパンだの頭がゆっくり回転してコチラを向き、パッ！と目を開けた。
ここで目が覚める。
なんじゃこりゃ？な夢だけど亡くなって以来初めてみたナツロウの夢だからなんだか興奮してしまった。
起きるとまだ朝の６時前、テレビをつけると（チャンネルはＴＶＫね）知らないバンドのＰＶがちょうど流れだした。
好きなメロディーに見入ってるとＰＶの舞台は井の頭公園と渋谷じゃないか。
両方とも私とナツロウにとってゆかりのある場所だ。
そして良く歌を聞いていると、歌詞も影像もまるでナツロウからの私へのメッセージ？と思えるような内容だよ。
ＰＶみながら泣けて泣けてしかたなかった。
初めてナツロウが夢に出てきた直後にこのＰＶを見るなんて、なんだか出来過ぎだよ。

それがこのバンドのGoldという曲

この歌詞はあまりにも今の私とってできすぎてビックリする..そして泣ける。
悲しいから泣けるんじゃなくて...なんだかとてもナツロウに励まされてる様な気持ちになって泣けるんだ。

（特にココ）
「素敵な場所をみつけて素敵な人にあえたら、もう僕のことなんか忘れてもいいよ。」
「とっても晴れた朝が君を呼んでいるのが聞こえてるだろう？」
「さあ、お別れだ。」（←ＰＶはここで吉祥寺行きの電車が発車するんだ..ナツロウが帰っていっちゃったようだ）
「ありがとう、さようなら、更に言うと愛してる。」
「ありがとう、さようなら、みんな愛してる。」
「それぞれがもちよる何万通りのlife time 君はめぐり会わせを信じる？」（私もまためぐりあわせを信じるよ！）

とにかくどの歌詞もナツロウから私へのメッセージに聞こえるんだ。詳しい歌詞はコチラで
そんなバカな？って笑われたっていいんだよ。だって本当に聞こえるんだもん！

元気ださなきゃな...色々ナツロウから卒業しなくちゃな...どっちも自信ないけどさ。....そんな風に思ったよ。
ナツロウわしもっと頑張るよ...でもナツロウを忘れるのは絶対無理だからねっ！（笑）

なんだかスゴイ長くなっちゃった...読んでくれてありがとう。今日もみんなにありがとう...。